今回のモチベーションアイテムは、またまた本です。前回も本をご紹介しましたが、今回のは少しテイストが違う本です。

前回紹介したのは上記の村上春樹さんの本で、今回はたかぎなおこさんの本です。
マラソン1年生/マラソン2年生


たかぎなおこさんはエッセイ漫画を書かれているのですが、この本によると学生時代はまったく運動はできず、東京マラソンをテレビで見ていて走る事を決意します。ゼロからのスタートでフルマラソンまでの道のりや、色んな大会に出場したエピソードが分かりやすくウイットに富んだ内容でとても読みやすいです。
これから走ろう!フルマラソンを目指そう!と考えてる人はぜひ読んでほしいです。ゼロからのスタートっていうところが自分と重なったり、走ってて疑問に思う事なども初心者ランナーならではのよくある事だったりで勉強になります。この本でいちばん感じるのは、読めば読むほど本を通して自分も成長していってる気になるし、走れる気になってくる。練習できない日とかにパラパラと読むのが自分は好きで、そのまま眠りに落ちる事もちらほら・・・、でもまた違う日にパラパラと読むの繰り返し。それぐらい構えなくて気軽に読める。自分は本を途中で読むのを断念した事が何回かある。本に入り込めなかった、あるいは読む時間がとれなくなったりと理由は様々ですが、この本にはそんな事が不思議と一回もない。むしろ手の届く所に常に置いて置きたい。
「あぁー今日も走るのがおっくうだな・・・」と思ったらまたパラパラめくり、本の力で気持ちを上げてもらい、そしてランニングに出かける。トレーニングの仕方など詳しく書いてる訳ではないが、ランの楽しさや付き合い方を教えてくれる、そんな本です。ベテランランナーでも、これからマラソンを初めたい人でも、この本でマラソンを疑似体験できると思います。